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梅雨の時期を少しでも快適に過ごすには
2023.05.19
ゴールデンウィークも終わり、いよいよ梅雨の時期が到来しますね。
梅雨は部屋中がジメジメして鬱陶しいだけでなく、カビが生えたり洗濯物が乾きにくかったり、あまり良いイメージがありませんね。
加えて、ここのところの気温の高さも影響して一年のうちでもっとも過ごしにくい季節だと考える方も多いのではないでしょうか?
そこで皆さんに少しでも快適に梅雨を過ごしていただくための工夫やアイテムを紹介します。
・24時間換気システム
これは2003年7月以降に設置が義務付けられましたので、 築20年以内のマンションには標準で装備されています。
これは各部屋にある給気口から外気を取り込み室内を循環してから 設置された排気口を通して室外に空気を排出する仕組みですので、
電気代のことはともかく24時間つけっぱなししておくと良いでしょう。
普通の換気扇の場合は長時間運転が不可のものもありますのでご注意ください。それでもバスルームなどは使った後にこまめに換気扇を
回すことをお勧めします。この場合はバスルームのドアや窓を締め切った状態で換気扇を稼働させるようにしましょう。
また、バスルームに浴室乾燥機が付いている場合は、お風呂上りに乾燥運転を1~2時間稼働させると効果があります。
浴室乾燥機がついていない場合にはバスルームの壁や床を冷たいシャワーなどで浴室全体をクールダウンさせてから換気扇をかけると
良いでしょう。
・エアコン
現在はほとんどのお部屋にエアコンが設置されています。
猛暑の時に室内の温度を下げるために使うだけではなく、除湿機能も使ってみましょう。室内の湿度が下がることで、暑さが和らぐことも
あります。
また、冷房運転後はエアコン内部に結露が発生することがありますので一定時間の送風運転をすることによって結露によるカビの発生などを
防いでくれます。
エアコンフィルターを定期的に掃除することも忘れないでくださいね。
・下駄箱やクローゼット
下駄箱やクローゼットは使い方によってニオイやカビが発生します。
特に下駄箱の独特なニオイはお客様が訪問される玄関先でもあり気になりますね。一日中履いた靴はすぐに下駄箱にしまわないで、軽く汚れ
を取って一晩ほどは外で乾かしてからしまうと良いでしょう。
特に梅雨時は靴用の除湿剤や新聞紙を丸めて靴の中に入れて下駄箱にしまうようにしましょう。
下駄箱そのものも時々扉を開けっぱなしにして換気すると良いでしょう。
また、下駄箱の中は湿気が下の方にこもりやすいので湿気を吸収しやすい靴(革靴や布靴)は上の方にしまい、合皮やビニールの履物を下の方に
しまうようにすると良いでしょう。
クローゼットの湿気対策は詰め込みすぎを防ぐことにつきます。
衣類をぎゅうぎゅうに詰め込んだり、布団を積み重ねたりぜず、余裕をもって収納したいものですね。
また、布団と布団の間にスノコを挟んで収納することも効果があります。
下駄箱と同様に使った衣類をすぐにクローゼットにしまわずにほこりや汚れを取ってから、外で乾燥させてからしまうと良いでしょう。
もちろん防臭剤や乾燥剤の仕様も効果がありますので、忘れずに利用しましょう。
・その他
梅雨時のキッチンの生ごみのニオイは大変不快なものです。
生ごみ処理機やディスポーザーの利用によりニオイの軽減や害虫(ハエや ゴキブリなど)の発生を抑制に効果があります。
ディスポーザーの取り付けについては自治体により規制されている地域も ありますので注意が必要です。
また、リフォームの際に調湿機能をもった壁材利用を検討されることも お勧めです。
以上、ちょっとした利用方法やアイテムの使い方で梅雨の時期を少しでも快適に過ごしていただきたいと思います。