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「都市の木質化」について

2023.04.14

ここ数年「脱炭素社会」や「カーボンニュートラル」という言葉とともに「都市の木質化」という言葉をよく耳にするようになって

きました。

建築物などを木造化・木質化することで、木材の需要を増やして森林の循環を促進するとともに、森林と同様に都市でも長期にわたっ

て炭素を固定することを想定している。

環境の循環が求められるSDGｓの概念をまさに具現化する動きと言えます。

また、林野庁では「建築物における木材の利用の促進に関する基本方針の概要」中で「建築物における木材の利用の促進の基本的方向」

として以下の様の定義しています。

〇国産材の利用拡大は、林業・木材産業の持続性を高め、森林の適正な整備等に寄与

〇木材は「カーボンニュートラル」であり、調湿性等に優れるほか、心理面・身体面・学習面等での効果も　期待される資材

〇非住宅建築物や　中高層建築物の木造化等を促進することにより、脱炭素社会の実現、　都市等における快適な生活空間の形成、

　地域経済の活性化等に貢献。

とあります。

近い将来には木造ビルのオフィスで木の香りに包まれて仕事をしているかもしれませんね。

参考として都市の木質化に関連するサイトを下記に紹介します。

・～森林を活かした都市等のウッド・チェンジ～

・都市の木質化プロジェクト（名古屋大学）

・錦二丁目まちづくり協議会

・木の香る都市（まち）づくり事業

・国産木材の魅力発信拠点 MOCTION（隈研吾）